Changing the manufacturing technology in the industrial sector
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完全クロムフリーを
日本から世界へ

六価クロムメッキによる大気汚染・河川汚染・土壌汚染から私たちの大切な地球を守るために完全クロムフリー「ERIN®」が誕生しました。 SDGsやゼロエミッションに貢献できる新技術を日本から世界へ発信します。

成膜可能な基材一覧

(面粗度Ra0.3以下推奨)
成膜可動域:300x800x200(mm)・内径成膜φ26以上x500(mm)以内 貫通穴
鉄系 SUS系 Cu系
SKD11 SKS3 SUJ2 S45C SUS304 SUS403 SUS316 SUS420 C1100 真鍮
アルミ系 Ti系 セラミック系 その他
A1085 A2017 A5052 A6061 A7075 64Ti アルミナ96 ガラス Mg合金
鉄系
SKD11 SKS3 SUJ2 S45C
SUS系
SUS304 SUS403 SUS316 SUS420
アルミ系
A1085 A2017 A5052 A6061 A7075
Cu系 Ti系
C1100 真鍮 64Ti
セラミック系 その他
アルミナ96 ガラス Mg合金

常温衝撃固化現象による成膜

※薄膜1~6㎛程度

ERINは「常温衝撃固化現象」を基本に開発された新しい防錆・耐磨耗コーティングです。 基板加熱を行わず、常温・固体状態の微粒子が基板上に衝突しアンカー部を形成します。さらに微粒子の破砕・塑性変形により空隙のない緻密な膜を形成し、従来の表面処理では成し得なかった様々な特長を発現します。

固体粒子が高速衝突

減圧下でエアロゾルを高速噴射、基材に高速衝突

拡大図

セラミックの塑性変形

耐摩耗性能

テーバー式摩耗試験(JIS H8503 1989に準拠する)
●試験後の摩耗量(g)を厚さ(µm)に換算
●試験荷重:1.0kgf
 ●研磨砥粒度:SiC#240
 ●回転速度:60rpm研磨部
皮膜 膜厚(µm) 基材硬度(HRC) 摩耗量(µm)
ERIN 3 33 0.31
TiN 2 33 0.33
DLC 2 33 0.63
HCr 10 33 0.92

試験後摩耗痕

TiN
DLC
HCr

摩耗量(㎛)

防錆性能

中性塩水噴霧試験(JIS Z2371 2015に準拠する)

ERIN
(膜厚3㎛)

0H
1H
3H
7H
24H
48H

DLC(1)
(膜厚3㎛)

0H
1H
3H
7H

DLC(2)
(膜厚1㎛)

0H
1H
3H

CrN
(膜厚3㎛)

0H
1H
3H

硬質クロムメッキ
(膜厚10㎛)

0H
1H
3H

無電解ニッケルメッキ
(膜厚10㎛)

0H
1H
3H
7H
24H
48H

防錆試験

ERIN処理
あり

処理
なし

試験時間:
1時間

薄膜でありながら良好な防錆能力が有ることを確認できました。

耐熱性能

鉄の試験片に膜厚約3㎛処理

加熱前

750℃ x 100時間 加熱

加熱後

ERIN性能比較

中性塩水噴霧試験(JIS Z 2371に準拠)

基材:ハルセル板(鉄) 孔食発生時間を記載

ERIN-B (基本仕樣)

ERIN-F (Bにフッ素系コーティング)

ERIN-S (Bに磨き工程追加)

基材
24H 72H 24H -

粘着テープ試験(JIS Z 0237に準拠)

基材:ATM100 試験方法:テープ背面を試験板とした引きはがし角度約180°

ERIN-B (基本仕樣)

ERIN-F (Bにフッ素系コーティング)

ERIN-S (Bに磨き工程追加)

基材
1.94N/
10mm
0.02N/
10mm
1.92N/
10mm
2.07N/
10mm

動摩擦係数試験(JIS K 7125に準拠)

基材:ATM100 測定設定:圧子SUJ-23/8”、垂直荷重 200g 、移動速度 100㎜/ min 試験方法:往復のみ

ERIN-B (基本仕樣)

ERIN-F (Bにフッ素系コーティング)

ERIN-S (Bに磨き工程追加)

基材
0.24 0.17 0.12 0.35
粘着テープ・粘着シート試験
磨きの有無による動摩擦係数の変化
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